ニュピ祭り

 ニュピと言うバリヒンドゥ教年中行事でヒンドゥ教の新年です。バリの伝統的な暦に従って行います。ニュピ はバリ語で、静かな日と言う意味です。この日にはバリ人は仕事をしなかったり、火を消したり、どこへもいかなかったり、断食をしたり、家で瞑想したり、家族寺院で祖先に祈ったりします。

ニュピ 祭りの前にいくつかの行事を行います。それはムラスディ祭り「upacara melasti 」 。ムラスティ祭りには海神の寺院で祭りを行います。色々な形の木彫りの神々のシンボルとして、この寺院で清めています。次の日はパングルプカン祭り「upacara pengrupukan」と言う祭りを行います。バリヒンドゥの哲学に従って、全ての自然物と自然現象に霊魂がいます。つまり、善悪霊魂はこの世の環境に住居しています。悪霊魂は鬼の性格を持ってブタカラ「buta kala」と言います。

パングルプカンの祭りは鬼のために行われます。この日にはバリ人の若者が悪霊の人形を準備しておきます。悪霊の人形は色々な形をしています。例えば、動物、死神、お化けなどの形をしています。夜に入ると悪霊に鬼払い物を捧げて、そして悪霊の人形は午後７時ごろ若者が村の回りにになって、午後１２じごろ全ての悪霊の人形を焼けなければ成りません。悪霊の人形が焼けたら、総べて悪霊はこの世の環境を逃げている。ですから、ニュピ祭りの時にバリ腎は静かで平和で調和にニュピ祭りを行われることができます。

これで、私の説明を終わらせていただきます。どうぞお楽しみにご覧になって下さい。